九ポ堂は、主に活版印刷による作品制作と販売をしております。
代表作は活版印刷による「架空商店街ハガキ」シリーズ、文具メーカーさんとコラボした「雲の上郵便局」シリーズのマステ・一筆箋や「空想採集帳」などがあります。
身近で親しみやすく、それでいてどこかクスリとしてしまうモノを提供していきたいと思っております。
九ポ堂の名前の由来 ~酒井家のジジの趣味は活版印刷~
九ポ堂のアトリエにはちいさな活版印刷室があり、そこには酒井草平の祖父(通称ジジ)である酒井勝郎が使っていた活字と印刷機があります。 テレビ制作(主にブラウン管まわり)に携わり化学者だったジジが、定年退職後の趣味で、回想録や旅行記を活版印刷機で印刷しておりました。たまに知人の印刷物も印刷したり、素人活版印刷をしていました。ちなみに9ポイントの活字を使っていたので『酒井九ポ堂』と名乗っていました。 印刷室には大量の活字や校正機があり、趣味という言葉の範疇から少々はみ出しているかもしれません。活版印刷は、印刷した文字に微妙な凹凸があり、現在の印刷物とは一味違った風合いがあります。ジジの屋号を受け継いだ九ポ堂は、ジジの残したものを使って、作品づくりをしていきます。
メンバー紹介
酒井草平(三代目九ポ堂)
お話作り、印刷、ダジャレ担当。立正大学文学部哲学科卒。フランスに2年滞在。出版社2年勤務の後、九ポ堂設立。いろいろあって活版・凸版印刷作品制作開始。メダカを飼っている。
酒井 葵
主にイラスト担当。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒。卒業後住宅設計事務所5年勤務後、いろいろあって九ポ堂に加入。